ビットコインが分裂し、誕生したビットコインキャッシュ(BCC)!

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュ(BCC)が誕生!

8月1日の夜ビットコインが2つに分裂し、新しい通貨として「ビットコインキャッシュ(BCC)」が誕生しました。
ビットコインキャッシュが誕生してすぐはそれほど支持を伸ばす事が出来ず、すぐに本家のビットコインに吸収されてしまうだろうという予測がされていましたが、その後支持を伸ばし現在の所独立した暗号通貨として認められるようになっています。

この記事を書いている時点でビットコイン(BTC)の価格は約301,000円、ビットコインキャッシュ(BCC)の価格は約41,000円で取引されています。

ビットコインキャッシュ(BCC)が生まれた背景

BCCが生まれた背景にあるのがビットコインのスケーラビリティの問題です。

ビットコインに採用されているブロックチェーンのシステムの容量は従来1MBでした。
これは3000の取引記録を収める事が出来るのですが、利用者が増える事によりこれが足りなくなったのです。
送金の遅延や手数料の増加などが起こり、利用者からも不安が出ていました。

これを解消する為にはビットコインの規格を改善する必要があります。
ビットコインは中央機関が存在しませんから、コア開発者やマイナーを中心とした参加者の合議制でこれまでいろんな取り決めを行ってきました。

今回のスケーラビリティの問題も合議で解決しようとしましたが対立が生まれたのです。
「コア」と呼ぶビットコインの開発者グループは台帳のサイズを変えずに書き込む文字を小さくして情報量を増やす「ソフトフォーク」という仕組みを主張してきました。

しかし、この案だとマイニングシェアの3分の2を握る中国勢が受け取る手数料が減ってしまう事になります。
このため中国の複数のマイナー勢は台帳そのものを大きくする案を主張しました。
この議論は平行線を辿り、1年以上に渡って結論が出ないままでいました。

ビットコインの時価総額は総額約5兆円。
経済圏が広がったことで、新しいルールをつくる上での合意形成が難しくなってきたのです。
経済圏の中には開発者・マイナー・取引所・利用者がいます。
それぞれの利害は必ずしも一致しない為このような事が起こるのです。

Segwit導入とBCCの分裂

そんな閉塞感を打開しようと起こったのが今回の分裂騒動です。
まず7月23日にマイナーたちの多くが支持していたSegwitを導入する為、Segwit以外のブロックを拒否する処置が行われました。
BIP91と呼ばれるこの処置は8月中旬まで移行期間が続き、8月下旬にはSegwitが有効化したブロックのみで取引に移行するスケジュールが適用されそうです。

Segwitとは?
取引における署名部分をブロックから分けて管理することで名目上の容量を増やす施策です。
現行の方式を出来るだけ維持しながら取引処理量を増やす事が出来ます。

それだけでは納得せずハードフォーク支持派によって8月1日に行われたのが今回のBCCの分裂です。

ビットコインの今後

学者は今回の分裂をどう見ているか?

日本の暗号通貨の第一人者である経済学者の野口悠紀雄氏は今回のビットコイン分裂を「ビットコインの欠陥により起こったものではなく、分散ネットワークにおいて民主的に規格変更についての合意形成をしようとしている」と肯定的に受け止めています。

またビットコインの先行きが不透明な事もSNSで発言されており、それと共に今後のビットコインを支えるテクノロジーとしてライトニングネットワークを推されているようです。

次回のビットコイン騒動は11月か

BCCに関しては色んな所で不安材料を語っている人が多いように思います。
現在の所BCCは長続きしないという予測が大勢を占めている感じです。
しかしどの暗号通貨に関しても未来はどうなるかは分かりませんから、その辺りはしっかりと自分で判断する事が必要になると思います。

本家のビットコイン(BTC)に関しては次は11月ごろにブロックチェーンを2MBに拡大するハードフォーク計画が控えています。
これも今回と同じように合議がまとまらなければ、賛成派と反対派が対立して更なるハードフォークを生む事でまた新しいコインが誕生する事になるかもしれません。

どのようにビットコインと関わっていくか

ビットコインは元々価値がゼロから始まっています。
これは暗号通貨全てに言える事でもあります。

今回のハードフォークを見てみると、元々のビットコイン(BTC)の価格は暴落する事はなく新たなビットコイン(BCC)にも価値が生まれています。
ゼロから価値が生まれ、そこから分かれたゼロにまた価値が生まれる。
冷静に考えるととても不思議な事に思われないでしょうか?

また現在の所ビットコインが暗号通貨の基軸通貨になっていますが、これも永遠にこのままだという確証はどこにもないのです。
暗号通貨が黎明期だという事が正に現れている事だと思いますがそれだけ不安定であり不確定であり、だからこそ大きなチャンスがそこにあると言えます。

今回のビットコイン分裂騒動を見ていても思いますが、短期的・投機的な思考で右往左往する人が多すぎです。
先述したように11月には新たなハードフォークの問題があり、その他にも様々な問題が生まれてくると思います。

その中で正しい判断を下し、投資やビジネスで成功する為にはきちんと学ぶ事が必要です。
不安に陥ること無く、人の意見に流されずにビットコインと関わっていく為にはビットコインを始めとする暗号通貨について深く学ぶ事が何より大切になるのではないでしょうか?

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