インドネシア最大暗号通貨取引所CEOとのインタビュー

PT Bitcoin Indnesia オスカー・ダルマワン

今回は顧客数約30万人のインドネシア最大の暗号通貨取引所の社長”オスカー・ダルマワン”氏とのインタビューです。

インドネシア人はビットコインを保有するというよりは、他の暗号通貨とのトレードが目的で取引所に登録する人が多く、現状でビットコインを採用しているインドネシアの企業は意外なことに”あの業種”が多いのだそうです。

また他国と比較してインドネシアでのビットコインの取引価格は低く、価格差を利用してアービトラージ取り引きを行うチャンスがあります。

日本以外の国民のビットコインに対する意識などを知るのも面白いですから、早速今回のインタビュー動画を見てみましょう!

ビットコインインドネシア社長 オスカー・ダルマワンとの対談
(23分)


*撮影は2017年5月、撮影日のビットコイン価格は1500ドル程

オスカー・ダルマワン氏とのインタビューまとめ

ビットコインインドネシアについて

(チャーリー氏)
取引所を開設したのはいつですか?
2013年の終わりごろからです。

(チャーリー氏)
取引社数は??

2017年5月時点に置いては約29万人が登録しました。
現在も毎日約300名程が新しく登録しております。

(チャーリー氏)
どのような増え方ですか?

インドネシアでは着実な伸びを見せており、昨年以降は日々2~300人の新しい人が登録しております。
最近の急激な成長というよりも去年から安定的な成長を続けております。

インドネシアのビットコイン事情

(チャーリー氏)
インドネシアの人はビットコインに対して、どのような取り扱いですか?
トレードですか?
保有ですか?

インドネシア人は長期保有というよりもトレードが目的でビットコインに取り組んでいる人が多いです。
ビットコインを金融商品の一つとして捉える人が多いですが、最近になってからはトレードをせずに保有している人も見受けられます。

(チャーリー氏)
インドネシアの人はビットコインを金と比較しますか?
インドネシアのカルチャーはインドやマレーシアと似ていて、人々は金(ゴールド)が好きです。
従ってビットコインの説明をする際には、インドネシア人に親しみの深いゴールドの例を用います。

インドネシア人にとってビットコインは、デジタルの金(ゴールド)であるという説明の方がビットコインは“通貨”であるという説明よりも理解しやすいのです。
“通貨”という表現を用いると誰がその通貨を作っているのかという議論が始まりますから。

(チャーリー氏)
インドネシアは新興国の中でビットコインが伸びっているように思いますが…

他のアジアの国々とビットコインの取引高を比較すると、インドネシアは比較的に取引額が多い事がわかります。
この理由の一つとしてはインドネシアの人口の多さ(2.5億人以上)があるといえます。
一人一人が保有するビットコインの量が少なくとも、母数が多ければその合計額は大きくなりますから。

(チャーリー氏)
出稼ぎの人達が送金でビットコインをインドネシアの人達を使い始めているのはとう思いますか?

実は海外送金のサービスを提供してる企業の中には裏でビットコインを活用している所もあるのです。
これらの海外送金サービスを利用している人は裏でビットコインが使われていることを知りませんけどね。

あとは弊社の顧客の中には他の取引所でビットコインを購入して保有しており、それを現金に替える目的で弊社の両替所を利用している人もいます。
先ほどの例のように海外送金を行っている人の中にも知らないうちにビットコイン関わっている人がいるので、直接的にビットコインに関わっている人もいれば、間接的に関わっている人も多く居るのです。

(チャーリー氏)
インドネシアは暗号通貨の関係のビジネスは広がっていますか?

我々が本格的に活動を始めた2014年時点では暗号通貨関連企業はインドネシアでは稀でした。
ただ2015年の末頃になってから、インドネシアでも暗号通貨関連企業がどんどん出てきています。

(チャーリー氏)
産業的にどんな分野が多いですか?

観光関連企業でビットコインを活用している所が多いように感じます。
観光業は基本的に国外からのビジネスチャンスのアンテナを張っているのも背景にあるかもしれません。

(チャーリー氏)
日本の国内だと今年中に26万店舗の店でビットコインが店舗で使えるようになりますが、インドネシアはそういう動きはどうですか?

日本はインドネシアと比較するととても成熟している国で、暗号通貨関連の法整備等はインドネシアはまだまだです。
インドネシアは独立後まだ50年程の国であり、新しい物を導入する際には多くの時間が掛かります。

現在インドネシアではビットコインを決済でお金として受け取ることが禁止されています。
現在の法規制でビットコインを決済で受け取る為には、それがインドネシアの通貨であるルピアに自動的に切り替える必要があるのです。

(チャーリー氏)
今会員の人達はどういう世代が多いですか?

弊社の顧客は18~25歳の若い世代が多く、顧客の85%は男性、女性は比較的少数です。
女性のほとんども新しいアイデアに対してオープンな若い世代でIT関連企業に勤めている人が多いです。

(チャーリー氏)
スマートフォンですか?
PCですか?

スマートフォンからの利用が多く、55%程がスマホからです。

(チャーリー氏)
インドネシアでのスマートフォンの普及率はどれくらいですか?

面白いことにインドネシアの携帯電話の台数はインドネシア国民の数よりも多いのです。
そのうちの約半数はスマートフォンを利用しています。

(チャーリー氏)
スマートフォンがメインということですか?

インドネシアのジャワ島の人はスマホ利用がほとんど。
それ以外の島の人はそれぞれですね。

ただ最近は中国製の安いスマホも登場しているので、ほとんどがスマホになるのも時間の問題でしょう。
複数台の携帯電話を所有している方もいるので、携帯電話の数が国民の数よりも多い統計になっています。

(チャーリー氏)
インドネシアの人で今のお客様が平均してどのぐらいの金額を入れているんですか?

インドネシアの人は他国と比較して裕福ではないので、多くの人は10~100ドルほどの資金です。
インドネシアの最低賃金はメインのエリアでも月に300ドル程なので、使える金額は非常に限られています。

(チャーリー氏)
そこからどんどん増額していくんですか?

多くの人は非常に少ない金額から暗号通貨のトレードを開始します。
ただ現在は多くの人がトレードで儲けているので、彼らは次第に原資を増やしていっています。

(チャーリー氏)
いくつ通貨を扱っていますか?

現在(2017年5月時点)では約15程の暗号通貨を取り扱っています。
そして来月からはその2倍の約30程の暗号通貨を取り扱う予定です。

(チャーリー氏)
やはりマーケットがある、成長が見込めるものを選んでいるんですか?

やはり市場価値の高い通貨から基本的には選んで追加していくことになります。
市場価値の高い通貨の方が人気の高い通貨ですから。

(チャーリー氏)
基本的にインドネシアだけの展開ですか?

インドネシアの人口は約2.5億人で、現在弊社の顧客は30万人程です。
ですので、まずはインドネシアを中心に多くの国民に弊社のアカウントを作ってもらう事が優先です。
国外への展開はそれからです。

(チャーリー氏)
外国人は口座を作れますか?

インドネシアでなくても口座開設が可能です。
外国人でもしっかりサポートします。
外国人の方が多くの金額をトレードにまわせるでしょうから是非口座開設してみてください。

(チャーリー氏)
口座開設に必要なものは何ですか?
パスポートと写真と基本的な個人情報があれば口座を開設できます。

(チャーリー氏)
現金の入金ができますか?

海外から弊社の口座に現金の入金は可能ですが、それを海外に送って引き出す事は規制で出来ません。
従って引き出す場合には基本的に暗号通貨での引き出しになります。

(チャーリー氏)
海外からの送金はできますか?

海外からの入金は現金で可能。
引き出しは暗号通貨の引き出しになります。

(チャーリー氏)
まだ価格差が取れます。
インドネシアの方が価格安いです。

基本的にインドネシアでのビットコインの取引価格は日本、中国、韓国などと比較すると安いです。
従ってこれらの国の人で弊社の取引所でビットコインを購入している人もいます。

(チャーリー氏)
外国人は非常にメリットが大きいです。
日本人の皆さんも作った方がいいと思います(笑)

単刀直入に、今年のビットコインの価格はいくらまだ上がると思いますか?

あくまでも予測ですが、年内に2000ドル近くまで確実に上がると思います。
ただ2000ドルを超える事が出来れば、そこから価格は大きく下がるかもしれません。

ビットコインの価格の正確な予測は勿論できませんが、2000ドルの壁が今後の一つのラインになると思います。
あくまでも私の予測なので、実際にどうなるかはわかりません。

(チャーリー氏)
3年後5年後、ビットコインの価値はどのくらいなると思いますか?

その答えは私が知りたいです。
それは未知でわかりませんね。

(チャーリー氏)
仮想通貨を既存通貨に変わっていくものだと思いますか?

ビットコインは既存の通貨の代わりに使われるようなものにならないと思います。
既存の通貨は世界中の人々の使い慣れたものですので、既存通貨とビットコインは共存する形だと思います。
ビットコインは金融商品のような存在になると思います。

(チャーリー氏)
インドネシアの場合は、政府から規制をかけますか?

現在インドネシアではビットコインは通貨としてではなく、デジタル商品として取り扱われていて、特に法整備がされていない状態です。
その点ではシンガポールや日本の方が法整備が整っています。

(チャーリー氏)
最後に、日本の投資家の人達に一言お願いします。

インドネシアは非常に大きな可能性のある国です。
人口が非常に多いですが、多くの人はまだビットコインの存在を知りません。

そして法規制もまだ整っていない状況だからこそ、そこには多くのチャンスがあります。
ビットコインをマイニングしている人も非常に多いのがこの国の特徴で、ビットコインの価格も他国と比較すると安いです。
ビットコインの価格がインドネシアは安いので、アービトラージで価格差を利用する事も出来ます。

(チャーリー氏)
インドネシアは人口2億8千万ですごくポテシャンが大きい国だと思います。
今この価格差があるというのは非常に日本のマーケットと比べて低い価格で売られている。
そこを気づくと簡単に口座を作れるという事ですから、面白い事が出来るではないかと思います。

投資として上手に活用していただければと思います。

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2 件のコメント

  • 今回のインタビューは投資家目線から見ると…稼げるヒント満載ですね〜
    外国人でも簡単に口座を開設できること
    BITCOINの価格差からアービトラージ取引ができること…
    法整備などによりビジネスチャンスにかなり差があることも良くわかりました
    賃金、スマホの普及率など身近にインドネシアを感じる内容もあり興味深く視聴できました
    ありがとうございました😊

  • […] 【 インドネシアのビットコイン事情 】   ビットコインは世界中で使われるわけですが、 日頃日本にいると世界のビットコイン事情というのは なかなか把握がしずらいものがあります。   特に新興国では、ビットコインがどのように取引されて どのように受け入れられているのかというのは、 先進国以上に分かりにくいものになっていると思います。   またビットコインの性質を考えると、 固定電話などよりもスマホが普及していたり、 国を跨いで出稼ぎに出ている労働者がいたりと、 ビットコインがより使われる土壌はあると言えますが、 実際の所はどうなっているのでしょうか?   今回ご紹介するインタビューは、 インドネシア最大の暗号通貨取引所CEO オスカー・ダルマワン氏へ行ったものです。   インドネシアでは実際どのような人が取引を行っていて、 ビットコインに対してどのような感覚を持っているのか。 また政府はどのような対応を取っているのか。 この辺りがとても理解しやすい形になっていると思います。   また日本のビットコイン価格は世界でも高い部類にありますが、 インドネシアの取引所を使うと、 裁定取引(アービトラージ)の可能性もそこにはあります。   日本だけの視点を一歩離れると 様々な可能性が暗号通貨にある事がよく分かるのでは無いでしょうか。   以下より是非インタビューを御覧下さい。 https://www.blockchain-labo.jp/interview/bitcoin_indonesia […]