ATM企業CointedのCEO・CTOとのインタビュー

コインテッド

“中欧最強”暗号通貨ソフトウェア企業CointedのCEO・CTOとのインタビュー

今回はビットコインのATMを創っているCointed社のCEO&CTOにインタビューをしました!

Cointedの本社はオーストリアにあり、ヨーロッパの中でも非常に暗号通貨が盛んな国の1つ。
ヨーロッパではスイス、そしてチェコに次いで3番目に暗号通貨が盛んな国だとも言われており、CointedはATMのビジネスだけではなくマイニングも提供していますが、今後はアジア市場への展開も考えているそうです!

暗号通貨業界の中では非常に著名な企業でもありますので、早速以下からビットコインATM、そしてヨーロッパの暗号通貨事情を学んでみましょう!

〜オーストリアのビットコインATM企業CEOとの対談〜
(26分)

Cointed CEO&CTOとのインタビューまとめ

(チャーリー氏)
自己紹介と会社の紹介をお願いします。

私たちの会社はコインテッドという会社でオーストリアのウィーンを拠点として活動しています。
私たちは中欧での暗号通貨 ATM換金サービスやマイニングを提供しており、最近ではアジアへも規模を拡大しています。

(チャーリー氏)
スタートはいつからになりますか?

2010年に会社を立ち上げ、2013年には初めてのヒット商品をオンラインで提供し、暗号通貨市場でここ3年間商品を改良してきました。
なぜそんなに時間が掛かったのかと言うと、この暗号通貨市場は非常に新しく、妥協した商品をお客様に提供したくなかったからです。

そして自社のATM、マイニングマシーンのソフトウェアやその他の問題解決の為に時間を掛け、今までヨーロッパ市場で起こった全ての問題を良くする為に2年前から挑戦しており、その完成した商品を日本や中国といったアジア圏まで進出させていきたいと思っています。

完璧なソフトウェアをこれまで暗号通貨に関わったことがないお客様に提供する事が、私達にとって重要な事です。

また、暗号通貨を扱った事がない人々にとって少し複雑なのです。
私達の計画は暗号通貨を全ての人に使ってもらう事です。
それが私達がやってきた事であり存在意義でもあります。

(チャーリー氏)
会社の一番の強みは何ですか?

私達の一番の強みはお客様とのコミュニケーションです。
なぜならほぼ全てのお客様は、初め暗号通貨についての認識が低い人達ばかりだからです。

彼ら(顧客)は暗号通貨を使いたいと思っています。
私達の強みは誰でも身近に使えるようお客様のために協力する事です。

一つの例として1年半から2年間くらいマイニングを提供してきましたが、ほぼ全てのクライアントは暗号通貨は一体何なのか、そしてマイニングで何をしているのかを知らなかったのです。

投資額の大小に関わらず、弊社を頼ってきてくださる方々には時間をかけて教育してきました。
私達の目標は暗号通貨とブロックチェーンを全世界へ拡散させる事です。

(チャーリー氏)
マイニングはいつからやっていましたか?

1年か2年程前からやっていました。

(チャーリー氏)
場所はどこですか?

最初はオーストリアでしていました。
理由は初めの内は学ぶ必要があり、電力のコストが掛からない場所を探していました。
それはマイニングする為には非常に重要な事でした。

ヨーロッパでマイニングをするには非常に電力のコストが掛かります。
しかし水力発電といった再生可能エネルギーで発電を行い、そのような状況からの解決策を生み出してきました。

そこで私たちは初歩的な進歩をしてきました・
その後少しずつ、色んな段階を踏んできました。

例えばどういうハードウェアが使えるのか?拡張性は何か?何の拡張性がないのか探していました。
私達はどれだけの雇用が必要でしょうか。
それとも自ら全ての事について解決していくのでしょうか。

そのソフトウェアの安定性は利用者にとって非常に重要です。

私達はその装置をクライアントに売り始めるためには7ヶ月から8ヶ月くらいの期間が必要でした。
そうでなければ、完璧なマイニング装置を提供する事が出来なかったからです。
今は既に完成しているので、どんな量でも対応出来ます。

またオーストリアは非常に暑い所です。
マイニングを始めたての頃はその装置が熱くなる事や、冷ます為の問題等がありましたが、現在は何の問題もなく多くのクライアントに商品を提供出来ています。

それが我々の出発点です。

(チャーリー氏)
GPUマイニングとビットコインマイニングのどちらをやっていますか?

両方やっていますが、今はビットコインマイニングの方は止めています。
原因としては十分な利益が出なかったからです。

他の技術企業やビットコイン投資専門の企業がいて、それらの企業が最初から現在まで利用してきており、そして今からも新しいテクノロジーを研究していくのです。

私達がそれらにメスを入れる事は出来ません。
なぜなら彼らは最初から利用しているのでASICマシンを提供する為のコストが少なかったのです。

もし私達自身で始めたいのであれば少なくとも400〜500万ユーロくらい払う必要があります。
お金を払ったら利益が必ず返ってくるという訳ではなく、もしそこに全て投資すれば利益が失くなる可能性もあるので、ASICは宝くじのようなものでありリスクが高いという事です。

だからGPUマイニングを選びました。
GPUマイニングもそれほど簡単ではありませんでしたが、非常に安定したシステムで構築されています。

因みに装置は中国の深センで開発されています。
現在は全てが上手くいっています。

(チャーリー氏)
GPUマイニングはいつ始めましたか?

GPUとビットコインマイニングは同じくらいの時期に始めました。

(チャーリー氏)
GPUは今何をマイニングしてますか?

今は特にイーサリアムを中心にマイニングしています。

市場の動向を監視するシステムを持っており、最も収益性の高いコインを自動的にマイニングし、それで得た全ての通貨を直接ビットコインに変更します。

だから私達は市場の変動を漏らすことなく把握できるのです。
イーサリアムを中心にマイニングするのは良い決定だと思っています。
なぜなら現時点で最も興味深いコインだからです。

(チャーリー氏)
今年ヨーロッパは政治的に不安定だったと思うのですが、それとヨーロッパの暗号通貨市場の広がりは何か関係がありましたか?

これは本当に答えにくいのですが、ネガティブな影響は無いと思います。
一般投資家達は現状では政府の言葉を聞いていないからです。
と言うのも、政府が暗号通貨に関して「これは駄目」とか「これは良い」とか、そういったルールを決めていないからです。

人々は政府が何をしようと興味がありませんが、暗号通貨の企業は新しい法令が出来ないか日々怯えています。
なぜなら政府が暗号通貨やビットコインに関して、何も知らない内にいきなり増税等の新しい法律を決め、その法律のせいで倒産してしまう可能性があるからです。

(ジェイ氏)
総合するとポジティブな影響を与えているという事ですか?
投資家にとってはポジティブな影響になっていますが、政府にとっては違います。

(チャーリー氏)
ヨーロッパの政府はその辺りはやはり厳しいんですね。

同じヨーロッパでも国によって考え方が違うのでしょうか?
それともEUは一つの統一した考えを持っているのですか?

オーストリアはEUが決定するのを待っているところです。
ドイツを例にして挙げてみると、ビットコインのATMのような金融サービスを提供する事業者には専用のライセンスが必要になります。

EUの中でも、国によって様々なルールがあり複雑な状況です。

(チャーリー氏)
ヨーロッパの中で暗号通貨について一番積極的な国はどこですか?

一番はチェコ共和国で、二番目はオーストリアです。

(チャーリー氏)
バルト三国でエストニアはすごく積極的ですよね?

エストニアの場合は投資家が積極的ですね。

(チャーリー氏)
暗号通貨は去年の夏から見ると急激に市場が大きくなりましたが、これからどういう風に伸びていくと考えていますか?

まず先程の答えに一つ補足したいのですが、スイスはヨーロッパの中で最も積極的な国になる可能性があります。
スイスは現在暗号通貨を使用している唯一の国であり、一年前から政府によって運用されています。

スイスはカントンツークとエリアツークの内部取引は全てイーサリアムで行なっています。
さらにこの方法がすごく上手くいっているので、スイス政府がこれから全ての内部取引を暗号通貨にしようと考えています。
だから、スイスは現在ヨーロッパでの暗号通貨に一番積極的な国になりえます。

全世界の投資額を見ると、暗号通貨の投資総額は0に近いようなものです。
ビットコインの資産総額は300億ドルあるけれど、これは世界の資産総額の中では0.5%〜1%の割合しか占めていないと思います。

だからあなた方は今の価格は高いと仰いますが、まだ非常に低いと思います。

これからは1ビットコインは5000USドル、それか10000、20000USドルになる事が可能だと思います。
これからの暗号通貨市場の変動に期待出来ます。
もちろん、今の価格はまだまだ低いですけどね。

暗号通貨の資産総額を集中させると大体1000億USドルはあると思いますが、1000億は世界の資産総額の中では少ない方なのです。
ドバイタワーも建設できなくらいの値段ですね。

だから、現在の規模は決して大きいとは言えません。
将来もっと多くの投資者を参入させる事になり、このビジネスが想像出来ないくらい上昇していきます。

(チャーリー氏)
暗号通貨の自動販売機はのすごく可能性が高いと思っています。
ポケットにある小銭を両替機に入れてペーパーのビットコインが出てくるというサービスを自分自身でやりたいと思っています。

子供でも暗号通貨に参加出来るようなサービスです。
お金は増える事は無いけど、ビットコインで持てばそこから成長する事で価値が増すという楽しみがありますからね。

ビットコインのスケーラビリティの問題についてどう思いますか?
ハードフォークの問題と言われる問題です。

去年のビットコイン周辺の動きを見れば、ハードフォークの問題が見えてくるはずです。
彼らはビットコインの大きな問題を解決する為に挑戦しており、そしてその問題は大きいのです。

技術者コミュニティが彼ら自身何をしたいのか、はっきり分かっていません。
そして今回は初めて大企業が技術者コミュニティーをリード出来なかったのです。

その理由は大企業が示した方向に技術者コミュニティが反発していたからです。
だから彼らは3回ハードフォークをしてみましたが成功しませんでした。
そしてその問題だけでなく、将来暗号通貨やブロックチェーンの主導権がどこに有れば安定した運用が出来るのかという事も今後の課題です。

実際にそれは非常に面白く、その中の一員になって非常に素晴らしいと感じます。
コミュニティが1年近く、必要不可欠なハードフォークをやってこなかったのを見ました。

もし1年前にビットコインがハードフォーク出来たら今よりもっと発展するはずです。
だからハードフォークは非常に重要だと気づくのです。

もしビットコインがハードフォークしなければ他の暗号通貨に首位を取り変わられてしまうのです。
しかし最終的に解決策が見つかると思います。

取引が非常に大きいので、内部で良い解決方法を見出して変更しなければなりません。
最終的には大企業と大規模なマイニングプレイヤー両方の利益は無くならないと思います。

だから解決策が出てくる事は肯定的ですが、後は時間の問題ですね。

(チャーリー氏)
現在の暗号通貨市場は急激に成長していますが、今後はいくつかの通貨が分かれて成長していくのですか?
それとも、統合されていくのですか?

一種類の通貨だけになる事はありえないと思います。
あなた方の言った通りいろんな可能性があって、様々な通貨が作られる可能性が多くあります。

ヨーロッパで例えるならば、将来スェーデン政府が政策を変更して現金を無くす事にするとどうなるでしょうか?
スウェーデンの場合は国民の89%がクレジットカードや現金以外の支払い方法を使用しているのです。
これを考えると残りの割合は今後どうなるでしょうか?

勿論各国の承認された通貨であっても同じ事です。
国によって特有の通貨があり、更に言うと企業によって違うものになっていく可能性もあります。
将来的には各国の通貨と同じように、お互いの両替方法があり一種類のコインになる事は無いと思います。

なぜなら現実世界も全世界で一つの通貨になる事はないですから。
暗号通貨も同じようなものです。

それぞれの暗号通貨が出来ますが、沢山の種類が有っても問題無いと思います。
もし為替取引のような方法があって、簡単に交換出来るのであれば特に問題は無いと思います。

(チャーリー氏)
コインテッドのこれからの戦略はどのように考えていますか?

例えば私達の役割はテクノロジーの方で最初言った通り、自社のATMビジネスをアジアに拡大しようとしています。
既に簡単な利用方法等のビジネス方針とアイデアがありますので。

現在は自社のATMを開発しているところです。
私達には独自の方法があります。

例えばヨーロッパにあるATMマシーンで10ユーロをATMに入れてからカードを貰います。
そのカードはNFCの技術を使っています。

旅行などに行く時にそのカードを財布の中に入れて持って行くと、そのカードは紙の財布みたいなもので、ただ普通の財布と比べて更にもう一つ機能があるようなものです。

これから出す例だと機能が分かりやすいかもしれません。
例えば日本で旅行するとして、日本でお金が入ったカードを自社のATMのセンサーにタッチするだけで、日本円の引き出しが簡単に出来ます。
同様に日本での旅行や出張が終わってからそのATMに戻り、カードをかざして余ったお金を入れればビットコインに戻ります。

それが私達が計画している決済方法というもので、それを全世界へ広めたいと考えています。

いろんなお店や興味のある卸売業者がお客様になって、彼らが暗号通貨を受け入れ、そのショップでもそのカードを使える様になります。
だからもし私達の会社の決済方法を運用している国にいれば、ビットコインのカードで他の通貨への交換は要りません。

そのお店に行ってカードの決済方法を使って終わり。
こんな感じです。

このアイデアはアジアで普及している現金以外の支払い方法を見て考えつきました。
例えば日本のパスモみたいな物によく使われているもので、これからの発展はそれを参考にやっていきます。

カードやスマートフォンで可能な限り簡単に利用出来るようにします。
どのコインをどういう方法でどこに送るか、そして手数料はいくら掛かるのか、このような面倒くさい事は一切気にする必要がありません。
誰にとっても非常に簡単で、カードをかざして使って終わりというようなものです。

(チャーリー氏)
日本の暗号通貨の投資家達へアドバイスをお願いします。

ではオーストリアを例として見てみましょう。
ワンコインやセンタウリコイン (CTX)などについて聞いたことがあるかもしれませんが、それ以外にもいろんなコインが存在します。

現在暗号通貨に興味があって投資したい人が多くいますが、その投資家達が200%・300%の利益を貰えると言われているコインを探すのは止めた方が良いと思います。
昔はあったかもしれないですが、今の市場ではこんなうまい話のコインはありません。

私は投資家がありえないくらい多くのお金を、そういったコインに投資するのを見てきました。
投資家は誰でも個人のリスク分析をするべきだと思っています。
もっといろんな分析をして、もしあまり知らないのであれば触らないのが1番かもしれません。
でもこれはその暗号通貨に反対しているのではなく、ただこのようなものには気をつけた方が良いとアドバイスしているのです。

どの投資案件にも裏でコントロールしている人が居て、もし暗号通貨に投資しなくてもネット上では様々な投資案件が有ります。
同じ案件に投資した人達の意見を参考にする事。
もちろん暗号通貨に投資するならば、私には善悪が分かりますが。

とにかく注意をする必要があるという事です。

(チャーリー氏)
暗号通貨の5年後10年後の未来はどうなっていると思いますか?

私が話せるのは大体2年から3年くらい先までだと思います。
5年10年先の事は、誰であっても予測するのは難しいです。

これからの2,3年はこれまでの2,3年と比べると、発展が少し早くなるのではないかと思います。
そしてこれからの2,3年の波動は去年の2,3年年前と変わらないと思います。

それはコインテッドのような会社が現れるまでの話です。
例えるなら会社が市場に対して関心を持っており、そして意識が高く、安定的で国際的な商品を提供出来るようなそういった会社が現れるまでです。

現在ビットコインの変動が非常に激しくなっています。
その理由は実質的な商品が投資者には見えないからです。

みんながそれぞれ自分の思った方向へ行って、そして自分の商品を作りたいと思っているだけです。
一番良い方法は自分が思った方向へ行くのでは無く、この暗号通貨に関して、この案件に対して興味のある人を探し、進む方向や知識などをシェアして一緒に作っていくチームを作るような方法でお客様を集める事が大事なのです。

(チャーリー氏)
コインテッドのこれからの展開や暗号通貨のこれからについて、非常に参考になる意見を貰いました。

(日本の投資家の方々に向けて)
暗号通貨は長期的なスタンスで考える事、様々な角度から専門家の話を聞く事により知識の幅が広がるという事、これを勉強して頂いて、継続的にこの市場の成長を見守って頂きたいと思います。

本日はありがとうございました。

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