早期実用化される自律分散型組織構築プラットフォームへ〜block.one (EOS)〜

仮想通貨 EOS インタビュー

block.one(EOS)創業者とのインタビュー

今回はblock.oneの創業者でCEOであるブレンドン・バルマー氏を迎えての豪華インタビューのお届けです。

暗号通貨時価総額がトップ15に入っているEOS。
その構築を行っているのがblock.oneという企業です。

革新的なアイデアと技術&強力なチームを持ち、既存の暗号通貨の最大の問題であるトランザクションの問題も解決されていく為”イーサリアムの代わりになっていくのではないか?”とも言われる程、大きな可能性を持っています!

このインタビューでは今後全ての企業がブロックチェーンを導入する為に、抜本的な再構築が行われていくだろうとブレンドン氏は語っており、インターネットの登場で各企業がウェブサイトを持つようになった以上の変化とインパクトが起こる可能性についても話してくれています。

マイニングをされる暗号通貨の最大のデメリットなど、今回も非常に勉強になるインタビューです!

それでは以下より動画をご覧下さい。

早期実用される自律分散型組織構築プラットフォームへ〜block.one (EOS)〜
(19分)

block.one(EOS)創業者とのインタビューまとめ

チャーリー氏
こんにちは、チャーリーです。今日はEOSのトップBrendanに来て頂いてお話を伺います。EOSは暗号通貨市場の中でもかなり上位の方に入っていて、今までの暗号通貨とは異なり取り組み方が非常に面白いので、本人から聞いて皆さんに学んで頂きたいと思います。
では、暗号通貨市場に入るきっかけは何だったのでしょうか。
Brendan: 15年ほど前から、オンラインゲーム上で仮想の通貨に接していました。
それも動機の一つとなり、13年前から現在にかけてアジアに居住しています。
オンラインゲーム空間では、大勢の人々がWorld of WarcraftなどのMMO(大規模多人数型オンラインゲーム)で仮想の通貨を所有しています。
この空間では皆、早期段階から仮想通貨の価値を理解していました。
ビットコインの存在も4〜5年程前から知っています。
私の周りの多くの友人や元同僚たちも早い段階で暗号通貨空間に参入しました。
暗号通貨空間では用心深くしていましたが、分散型組織というコンセプトはまさしくオープンソース企業の次世代であり、
FacebookやUber、Airbnbなどの大企業と競えるものだと感じました。
それが2年半前で、その時ブロックチェーン技術や分散型というコンセプトの空間に参入すべきだと感じたのです。
それから私の信念はますます強くなり、ブロックチェーンは安全なデータの転送方法であると確信しています。
これまでインターネットも安定はしているものの、ブロックチェーンの安定さはその10倍以上も上を行き、
今後は全てがブロックチェーン上に再構築されると予想します。
チャーリー氏
元々、US自体の母体となる会社の開発を行っているのですか。
Brendan:  EOSを開発しているのはblock.oneと呼ばれる会社です。
我々は、我々自身を分散型組織の出版社のような役割をしていると考えています。
仕組みは、まずコミュニティーにトークンを配布し、配布終了後もトークンの10%を我々が保有して10年以上に渡り保有し続けます。
実際に分散型の組織を立ち上げるか否かは、コミュニティーの判断に依存しています。
block.oneは分散型組織を構築する組織なのです。
現在では、全ての分散型企業はそれを創業するのに、まずは中央集権型の組織から始める必要があります。
しかしEOSは、いかなる組織からも完全に独立したものになります。
チャーリー氏
開発のチームはどのような感じで広がっているですか。
Brendan: 我々の最高技術責任者(CTO)は米国を拠点としています。
現在、開発チーム専用のオフィスをシアトルに建設中で、そこに多くのチームメンバーが拠点を置く事になります。
しかし、技術者たちは世界中に点在しています。
ブロックチェーン技術に対応できる才能は非常に特別なもので、特定の1ヶ所でこの才能を見つける事は困難を極めます。
我々は分散型のチームではありますが、常に一緒に物事を進めています。
チャーリー氏
香港のオフィスに一度お伺いした事があるのですが、香港のチームは何を行っているのですか。
Brendan: 香港のチームは、開発とマーケティングの両方をしています。
香港の開発チームは、中枢である米国の開発チームのサポートの役割を果たしているのです。
チャーリー氏
EOSについて簡単に説明して頂けたらと思います。
Brendan: 我々がこの空間で実際に行いたい所と、既存のプラットフォーム上で実際に出来る事との間には大きな相違があります。
ビットコインやイーサリアムのプラットフォームを例に上げると、1日それらを稼動するだけでそれぞれ6〜13億円以上を費やします。
1秒間につき5〜10の取引しか処理できず、手数料の他に1取引につき約1,100〜2,200円支払わなければなりません。
一方でblock.oneでは、Steemitのようにアプリケーション開発が出来るのです。
誰も、Facebookで「いいね」が反映するのに40分も待てませんよね。
ブロックチェーン技術は、技術者に多くの可能性を提供しています。かつて見た事もないようなサービスも実現できるのです。
現在、ブロックチェーン技術の中で最も実用化に成功しているSteemitを例にあげると、
15万人以上のユーザーを誇りながら、設計、建築、始動全てが半年以内になされています。
EOSでは、大勢の平均的な技術者でも、Steemitのような新たな分散型アプリケーションを高速で構築する事ができ、
それらを実際に稼働させる事が出来るようになります。
他のプラットフォームを見ると、何百も のプロジェクトが資金調達に成功しているにも関わらず、実際に始動したものはありません。
なぜなら、実際に始められる技術がないからです。
EOSは約束通りこの業界で初めて、実際に市場へサービス提供するのです。
我々にはすでに100以上ものプロジェクトがあり、活発に活動しています。
チャーリー氏
EOSは今既に幾つかの取引所に上がっているが、ICOを行っている目的とは何ですか。
Brendan:  重要な事は、Proof of Stake (PoS)がトークンの配布を拡大するのに不可欠だという事です。
そして、配布の拡大は製品の認知に繋がります。人々から認知されるのには、時間がかかる事です。
我々は、ただトークンを購入してもらいたいのではなく、実際にこのプロジェクトを理解してほしいのです。
実際に我々と関わり、今後長期的に貢献し続けるか決断を下すには時間がかかります。
我々はイーサリアムのスマートコントラクトを採用し、トークン配布中はその日の終わりにトークンを配布しました。
そうすれば、トークンを早期に配布でき、さらに早期に我々を理解して貰えるのです。
Proof of Work (PoW)が素晴らしかったのは、トークン配布の点です。我々のモデルも全く同じです。
毎日一定量のトークンが、その日の条件に応じて細かく分割されます。
唯一の違いとしては、我々のモデルはより平等なもので、大量購入をしても割引がない事です。
PoWでは、大量購入すると電気代とハードウェアが割安になります。
2点あげると、富裕層の方には有利になり、結果的に中央集権型になるという事です。
なぜならば、PoWのシステムは全てマイニング・プールを中心としているからです。
一般的な個人は到底太刀打ちできません。
ハードウェアを製造しているだけにも関わらず、1BTCをマイニングするのにそれ以上の費用がかかるのです。
ビットコインは5つの主要マイニングプールの過半数である3つにコントロールされ、イーサリアムも3つの主要マイニングプールの過半数の2つにコントロールされてしまいます。
我々が現在行っているトークンの配布方法は、可能な限り健全な方法なのです。
チャーリー氏
block.oneの本拠地はアメリカのシアトルですか。
Brendan:  開発チームの本拠地はシアトルになる予定ですが、block.oneの本拠地はケイマン諸島にあります。
我々の最高法務責任者(CLO)や最高財務責任者(CFO)もケイマン諸島に住んでいます。
ケイマン諸島はビジネスの法的インフラが非常に整っていますので、そこを拠点とするビジネスも多くあります。
チャーリー氏
アメリカは法律が非常に厳しく、ICOも難しいのかと思っていたのですが。
Brendan:  米国における規制環境は非常に厳しいものです。
スタートアップや小規模企業などは、米国が設置した資金面での規制を乗り越える事も困難です。
我々は、米国には開発チームしか置いておらず、その他の機能は世界中に散らばっています。
ICOに関しては、米国在住の投資家は対象外にしました。
彼らはICOの参加も認められていないからです。
チャーリー氏
今年(2017年)の夏以降、アメリカの幾つかの取引所ではICO後、上場自体が厳しくなって、お金の流れが変わって来ているのか、ICOが難しくなって来ていると思うのですが、そのあたりは如何でしょうか。

Brendan:  米国に関しては、SEC(米国証券取引委員会)が管轄しており、彼らの判断に委ねられています。

ブロックチェーン技術は個人口座の役割を果たすものです。
全ての暗号通貨が有価証券であるとは言い切れません。
それぞれによって違いますが、業界の人間はSECによるより具体的なルールの設定を待っています。
ICO市場に流入してくる資金に関しては、2017年9月から10月にかけてより多く集まりましたが、それよりもプロジェクトの数が莫大です。
同じ額の資本金にも関わらず、それらが市場に溢れるプロジェクトへ分けられていくのです。
新たなプロジェクトは今後、投資家やトークン購入者の皆さんにコンセプトを伝える事がより難しくなってくるでしょう。
チャーリー氏
来年は今よりも更にICOは難しくなってくるかと思うのですが、暗号通貨を活用するプロジェクトはもっと増えて来ると思うのですが、その辺りはどの様に思いますか。
Brendan:  その通りだと思います。
この現象は、まさにインターネット登場の時と同じで、全ての業界、業種、会社がブロックチェーン上に再構築される時が来たのだと思います。
引き続き、この空間に莫大な数のプロジェクトが参入するでしょう。
この空間での資本金も増すと予想しますが、それよりもプロジェクトの数の方がより速いペースで増えると思います。
チャーリー氏
これからは小規模なICOや、各技術者が考えた新しいICOやプロジェクトが動いていくのか、また大企業はどの様な動きになって行くかと思いますか。

Brendan: 小規模企業と大企業の両方からプロジェクトが多く集まると思います。

もちろん、大企業のプロジェクトの方がより注目を集めるとは思いますが。
チャーリー氏
既存の様々な大手企業もこれからもっとブロックチェーンを活用して行くのですかね。
Brendan: もちろんです。
ブロックチェーンには2つの側面があり、企業向けのソフトウェアである一方、分散型組織という新たな概念も持ち合わせています。
既存の企業もこの技術を駆使して、低コストでサービスの向上を図ったりするでしょう。
彼らは競争力を増していく為に、ブロックチェーン技術を利用します。
特に、UberやAirbnb、Facebookなどの中央集権型の技術関連のプラットフォームでは、この2〜3年でオープンソースのプロジェクトを多く見る事になるでしょう。
そして、それらが時価総額に影響を及ぼすと思います。
チャーリー氏
暗号通貨というものに、投資として取り組もうとする人達はどのような事に気をつけた方が良いでしょうか。
Brendan: ご自身が理解しているものにのみ投資をするべきです。
現在、この空間における最大の問題の一つは、ICOの多くが資金提供者にプロジェクトの概要を理解するのに十分な時間を与えていない事です。
自分で学習する時間も当然必要です。
もし、何に投資しようとしているのか把握していないのであれば、投資するべきではありません。
この空間では十分に理解している人があまりいませんが、同時に実際に関わる事で原理や概要を理解できる事も事実です。
従って、多くの方々が現在把握している途中だと思います。
分散型という概念自体、そこまで新たな技術を取り入れたものではなく、構成の仕方がこれまでのあり方と異なるだけなのです。
それが理解されれば、世界中のあらゆるもののあり方が根本的に変わってくるでしょう。
チャーリー氏
ブロックチェーンの技術は今後3年間という期間で考えた時に、世界をどのように変えて行くのでしょうか。
Brendan:  3年後には、これまでビットコインなどの通貨が注目されていたのが、自律分散型組織へと注目の的が移っていくと予想します。
暗号通貨のお金としての価値ももちろん大きなものなのですが、
それよりもNASDAQに上場しているような全ての企業のブロックチェーン技術導入による改革がもたらす影響は莫大です。
Facebookの次なる競合は世界であり、別の法人ではないのです。
2018年には主流のメディアでも、自律分散型組織の話題は上がると思います。
チャーリー氏
最後にEOSを日本の人たちに対してPRをお願いします。
Brendan: 基本的には、自ら学習してください。
現時点で、分散型組織を立ち上げるためのプラットフォームは存在しません。
個人的には、トークン購入者より技術者に関心があります。我々が目にしたいのは、革新的なものです。
幼い子供が自宅でコードを学び何かを構築したり、C++を学んでいる人々がいるならば、分散型という概念を何よりも先に学んで欲しいです。
何か新しいビジネスモデルの創業を考えた時に、辿り着く先はそれを可能にするのはEOSなのです。
ですので、技術者の皆さんには我々のプロジェクトをご覧になって学んでもらいたいです。
EOSでは、ウェブサイトの技術者であれば簡単に分散型アプリケーションの構築が出来ます。
現在Steemitのようなアプリをゼロから全て構築出来るような技術者は世界に5〜10人程度しかいないでしょう。
本当に難易度の高い様々な知識が要求されますからね。
我々は5〜10人という数を10億人という数字に変えていきます。誰もが、分散型アプリケーションの構築が出来るようにしていきます。
チャーリー氏
考え方自体が凄く面白くユニークだと思います。
皆様も是非、注目をして欲しいです。
EOSは幾つかの暗号通貨の中でも中心として伸びて来る1つで、私自身も魅力を感じています。

今日はどうも有難うございました。

2018年最初のセミナーを開催!

2018年「ブロックチェーン元年」
暗号通貨市場で行動するべきか!?

Medicalchain・Selfkeyのミートアップ同時開催

申込・詳細は以下のボタンをクリック!