ゼロから創った技術力!既存の大きな問題も解決へ〜Nxt&Ardor〜

Jelurida創業者Lior Yaffe氏とのインタビュー

今回はプラットフォーム型のトークンであるNxt(エヌエックッスティー)とArdor(アルドー)のを構築しているJelurida(ジェルリダ)の創業者であるLior Yaffe氏とのインタビューをお届けします!

NxtそしてArdor共に時価総額ランキングでは非常に長期に渡ってトップ100圏内に入っており、特にこれまでNxtはゼロから構築した次世代のブロックチェーンという事で、他のブロックチェーン技術者からも定評のあるプラットフォームでした。

そしてそのNxtの進化系として今後始動していくのがArdorとなります。
これから年末にかけて始動が始まる為に非常に注目される暗号通貨です!!

”NxtとArdorとの違いはどこにあるのか?”

”今後Nxtはどうなっていくのか?”

プラットフォーム型と言われる暗号通貨にはイーサリウムやLISK、そしてNEOなど他にも様々ありますが、それらとNxtやArdorの違い。
そして独自性や優位性について非常に新しい視点や興味深い学びを得る事の出来るインタビューです!!

ゼロから創った技術力!既存の大きな問題も解決へ〜Nxt&Ardor〜
(26分)

Jelurida創業者Lior Yaffe氏とのインタビューまとめ

チャーリー氏
今日はJelurida(ジェルリダ)のコファウンダーのMr.Lior(リオー)に登場して頂き、Nxt(エヌエックッスティー)及びArdor(アルドー)の今後の展開についてお話を聞ければと思います。

それではスタートしましょう!

今回はありがとうございます。
よろしくお願いします。

チャーリー氏
一番最初に暗号通貨に入ってきたきっかけと、どんな目的でどのようにスタートしていったか少し聞かせて下さい。

私はソフトウェアエンジニアで、20年のキャリアになります。
いくつかのスタートアップ、そして大企業のソフトウェアを開発してきました。

(2013年11月頃)ビットコインが1,000ドルを突破した際にその存在を知り、当時は時間に余裕があったので深く調べてみたのですが、ビットコインの存在は自分にとっては難しいと感じました。

私はJava言語の開発者ですが、ビットコインはC++の言語が用いられていた為です。
そこでブロックチェーンのプロジェクトでJava言語が使われているプロジェクトを探してみる事にしたのです。

するとNxtというプロジェクトに出会い、フォローを始めてからすぐにJavaの開発者を探している事を知り、無償でNxtのチームに入りました。
そしてNxtの様々な開発に携わる事になり、すぐにのめり込んでしまい、殆どの時間をNxtの開発に使うようになりました。

その後オープンソースのプロジェクトとして開発されてきて既に実用ケースも出てきていたNxtを、安全性とマネタイズの観点から会社を作って管理とオペレーションを始める事にしたのです。

Jeluridaと名付け、Nxtの開発者達によって設立された会社です。
この会社がNxtとArdorの資産を現在持っている事になります。
ArdorはNxtの進化系という技術で、Nxtの技術を応用して生み出されたものです。

チャーリー氏
Nxtから完全にArdorにリニューアルされた時に、Nxtはそのまま終了するのですか?

ArdorはNxt2.0とも言う事が出来ます。
Nxtと殆ど同じソースコードが使われており、更により優れた機能が付いています。

親トークンと子トークンの形に分かれているのがArdorで、1つのトークンの形だったのがNxtです。
Ardorの親トークンは1つで、それはネットワークの安全を守るものになります。
それに加えて幾つもの子トークンが連なって出来ています。

Ardorは2016年に、Nxtトークンの保有者にNxtの数に応じて分配されました。
現在ArdorはNxtブロックチェーン上の資産となっている状態ですが、Ardor上での開発のスタートと共にNxtとは切り離されて、Ardorとしての資産になります。

Ardorは現在、Nxt上のトークンとして存在しています。
例えばERC20がイーサリウム上に存在するトークンのような形で、Nxt上のトークンは簡単に発行する事が出来ます。

現時点ではまだArdorはNxt上のトークンですが、既にそのトークンをトレードする事は可能です。
CoinMarketCapをご覧になれば、Ardorがトレードされている事が分かります。

Ardor上での開発が始まる際にはArdorの資産価値を記録して、それをNxt上のArdorではなくArdor自体の価値として分けます。

チャーリー氏
Nxtを保有している人達にとって、Ardorの時のように新しいものが発生するのか、それともArdor自体が今後は中心となって、Ardorがプラットフォームトークンとして拡がっていくのか?
その辺りはどういうイメージを持たれていますか?

Ardorが始動し始める時は、Ardorの新しいトークンとして始動します。

Nxt上ではなくなりますが、NxtはNxtとしてトレード、投票、メッセージなどのアプリを開発する為のプラットフォームとしての役割を続けて、今後も使われていく事になります。

またNxt上で全く新しいブロックチェーンの開発が出来るようになり、これは”Nxt blockchain creator kit”と呼ばれるものになります。
今後Nxt上で新しいトークンを発行する際には、発行するトークンの10%はNxtトークンの保有者に行く事になります。

ですのでNxtは今後も市場からサポートされ開発されていくものですし、特にクラウドファンディングをするプラットフォームとしては優れていると思っています。

チャーリー氏
Nxtというのは暗号通貨の中でも古株で、技術者の多くが知っているトークンですし、価値の高いものだと思います。
プラットフォームトークンとして今後多くの人が使っていく、そこから更に言えばイーサリアムのように新しい暗号通貨が生み出されていくのは、NxtになるのかそれともArdorなのかどちらになるのでしょうか?

それはアプリケーション次第になるでしょう。
Ardorがなぜ必要かについてお伝えさせていただき、どのようなものがそのブロックチェーンに適しているかお伝えします。

現在ブロックチェーン技術は課題を抱えています。
ビットコイン、イーサリアム、Nxtのどれもが抱えている非常に大きな課題で、これはほとんどの人が積極的には議論していない部分です。

それは”ブロックチェーン bloat” であり、ブロックチェーン上での取引は永遠にブロックチェーン上に残り、これを取り除く方法が無いのです。

新しいワークステーションが既存のブロックチェーンに繋がるためには、ダウンロードして全ての取引履歴を承認しなくてはいけません。
NxtはPoSを利用しており、Ardorも同じPoSを利用しています。

Ardorの親トークンはブロックの承認者の口座残高に影響がある取引の時にのみ作用する仕組みになっています。
そしてそれ以外の投票やメッセージなどの取引は全て子トークンが作用する事になり、親トークンの作用を減らす事に繋がります。

子トークンはネットワークのセキュリティには関与しない為、子トークンの取引は十分な時間が経過した後にブロックチェーン上から取り除く事が出来ます。
これによって新しいワークステーションが既存のブロックチェーンに参加する際には、親トークンのデータのみをダウンロードすれば良いので、大幅にデータが軽くなるのです。

この技術が無ければ、そのプラットフォームのブロックチェーンは永遠に重要でもない取引データさえも増やして、非可逆的に重くなっていく事がこれまでの大きな問題だったのです。

NxtとArdorの子チェーンの機能面においてはオーバラップする点があります。
Ardorの最初の子チェーンはIgnisと呼ばれるもので、これは既存のNxtの機能の多くを持っているものです。

Ardor上でのアプリケーションの開発を行う場合には、Ardorを活用してIgnisのチェーンに応用するか、技術者に独自の子チェーンを作るように依頼する事が出来ます。
もしくはNxtで事足りるとお感じになるのであれば、既存のNxt上で開発する選択肢もありますし、Nxtから他のブロックチェーンを創出する選択肢もあります。

開発スキルやそのアプリケーションの目的、ユースケース次第です。
それぞれの案件を精査して、その開発に適した解決策の提案も行っています。

チャーリー氏
投資家が暗号通貨を選ぶ時にプラットフォーム型のトークンというのが凄く注目されています。
例えばイーサリアムで発行されるトークンというのはICOの時にイーサリアムを持っていないと参加が出来ません。
LiskもNEOも同様です。

投資家はNxtやArdorもこれらの暗号通貨と同じように考えれば良いのでしょうか?

ブロックチェーンのトークンの価値が今後どのようになっていくのかを予測する事は非常に難しい事です。
ただ私達は最高のブロックチェーン技術を提供していきます。

過剰な表現はせずに粛々と開発を進めていきます。
もしNxtと他のブロックチェーンの機能を比較すればNxtがいかに優れているのか分かるはずですが、その事実だけがNxtの価値に全て反映されているとは思いません。

例えばNxtや今後のArdorはICOを行う上では非常に良いプラットフォームです。
実際に我々はIgnisのICOを行う際にもNxtのブロックチェーンを使って行っています。
全て自社の技術で完結させているのです。

資金調達を自身のプラットフォームのブロックチェーン上で行う事を、実際に出来る企業やチームは殆ど存在しません。

チャーリー氏
多くの投資家がArdorがその役割を増した時にNxtはその役割を終えると思っていますが、それは勘違いという事なのですか?

未来の事ですので確実に予測する事は出来ません。

現在Nxtには数千人ものユーザーがいて、数百万件もの取引が行われています。
とても多くの人達に選ばれて利用されていますので、Jeluridaとしてもサポートを継続していきますし、新たな機能の追加なども行っていきます。

創設から4年以上経過していますが、Nxtのチームは実質的に資金調達やマーケティングなどは殆ど無しでここまで成し遂げてきたのです。
今後は資金調達やマーケティングも行っていきますし、開発者も揃っています。
ですのでNxtが今後消滅していくとは思いません。

NxtとArdorのどちらがより良いプラットフォームとして利用されるのかは、それぞれのユースケース次第になるでしょう。
恐らく今後はArdorの方がより多くの案件のプラットフォームとして選ばれる事になるとは思いますが、Nxtも今後残っていくものになります。

チャーリー氏
今の暗号通貨市場というのは多くの人が事実を理解しておらず、思惑だけで価格が推移しているような状態です。
そういった事に関して、投資家に対するアドバイスなどありますか?

投資家はまず第一にそのブロックチェーンをコントロールしているチームを理解する必要があります。
殆どのブロックチェーンの技術は、最初にあった技術のコピーに過ぎない事を理解しましょう。

LitecoinやZcashはビットコインのクローンの様なものですし、イーサリアムクラシックはイーサリアムのクローンの様なものです。
LiskもCryptiから派生したクローンと言えますし、Wavesも開発中だったブロックチェーンに技術を付け足しただけのものだと言えます。

これらのクローンのブロックチェーンに対しては疑問視しています。
その理由はそのチームがゼロからそのブロックチェーンを創り出した訳ではないからです。
そのブロックチェーンの全ての技術を理解しているとは思えないので、今後の展開をする上でもそれは不利になると思うのです。

ではそれらのブロックチェーンと比較してNxtやArdorは、このブロックチェーンの全てが自分達のチームでゼロから開発されたものであり、このブロックチェーンの全てをこのチームが理解しているという事です。

そして今後数年掛けて、大きな母体を持つ企業や政府がブロックチェーンを利用し始める事になると予測しますが、恐らくそのような団体はNxtやArdorのように全てのブロックチェーンのコントロールが明らかになっているブロックチェーンを選択するでしょう。
企業にとってこの着眼点は精査をする上では重要だと思いますので。

”その資源を誰がコントロールしているのか?”これは非常に重要であると覚えておいて下さい。

チャーリー氏
すごく今大切な事を聞けたと感じています。
こういうコアな話というのは、多くの日本人しかも暗号通貨の投資家達が知らない部分になります。
分かっているようで内側の部分は知りません。

本当に今日はいい話を聞く事が出来ました。

市場に存在する殆どのブロックチェーンは何かのクローンです。
Zcashはビットコインのクローンであり、KomodoはZcashのクローンです。
このような感じでクローンのクローンのようなものもあります。

1つの機能を追加してクローン化するだけで”最高のブロックチェーン”とマーケティングしているケースも見られます。
しかしクローンを作る人々はテンプレートから作っているようなものなので、そのブロックチェーンの全てを理解していない可能性が高いのです。

チャーリー氏
少し角度は変わりますが、現在日本では規制や法律などもどんどん改正されて来ていますが、暗号通貨の開発側からはそれはどのように映りますか?
日本の魅力や日本という国に対して。

規制には様々な規制があります。
最近のICOの規制は市場にとって健全なものだと感じます。

なぜならホワイトペーパーに夢のようなストーリーを書いてトークンを販売して資金調達しますが、私のようなブロックチェーンの開発者からしてみるとトンチンカンな内容が多く有ります。
しかしそれでも数億円もの金額を簡単に調達出来てしまっているのが現在のICO市場です。

スケーラビリティの課題やブロックチェーンの意味すら考慮されていないホワイトペーパーが多々見受けられます。
だからこそICO市場の規制というのは良い事だと感じています。

そういえば私が以前勤めていた会社の社長が好きな言葉は”規制”でした。
規制が起こると企業はそれに沿ったソフトウェアの開発を依頼するので、ソフトウェア開発企業からすると規制は仕事の源泉のようなものでした。
規制は新しい技術が登場する際に起こるものであって、規制があって市場に広がっていくものなので、悪いものだとは思いません。

チャーリー氏
日本の市場に対してはどのように感じていますか?

今回の日本の動きは素晴らしいと思います。
他の政府も同じように、暗号通貨やブロックチェーンについて、理解して寛容に受け入れて頂ければ良いと思います。
新しい技術を広げていく事が出来る、前向きな規制であれば良い事ですから。

チャーリー氏
最後にNxtとArdor、それからブロックチェーンの技術が世界をどのように変えていくか。
また今後世界はどのようになっていくかについて意見が有れば教えて下さい。

まずNxtとArdorはPoSを採用しています。
大きなマイニング施設の建設の必要もなければ、ビットコインやイーサリアムのようにマイニング競争も起きない仕組みです。
中国のように取引所が規制され、更には今後マイニング規制などにもなればPoSの方がPoWよりも良いアプローチだという事が明確になります。

プライベートブロックチェーンにおいてはPoWである必要は全くありませんので、NxtやArdorはその点においても非常に良いと思います。
パブリックブロックチェーンですので、止められたり規制されるようなリスクも低いです。

プライベートブロックチェーンは、企業などが導入するものとしては非常に簡易的に出来るものです。
今後はブロックチェーンによって様々な解決策が出てくる事になるでしょう。

そしてより確固たるものが市場で出てくると思います。
IBMやIntelなども現在、市場に入ってこようとしています。

顧客にとっては、数百もの解決策の中から自身に合ったものが手に入るようになるでしょう。
Jeluridaとしてはこれらの技術と協力していきます。

他のチームと協力して、独自のものを創り上げていくのです。
私達は素晴らしいブロックチェーン技術を持っていますが、例えばストレージの分野は強くないのでストレージのノウハウを持っているチームと協力して、そのような技術を創り上げていきます。

今後ブロックチェーンはインフラのような存在になっていくと思います。
10分でテンプレートから選ぶ形で自身のブロックチェーンを作れる程に簡単になるかもしれませんが、エンドユーザーにとってはブロックチェーン技術が利用されているか否かは分からないようなものになるでしょう。

チャーリー氏
ブロックチェーンが本当に世界を変えていく。
様々な基盤にブロックチェーンが使わる事によって人類の未来が変わっていくという事ですね。

今日はJeluridaのコファウンダーのMr.Liorにお話をして頂きました。
ぜひこの魅力を理解して、皆さんの投資に上手に活かして欲しいと思います。

本日はありがとうございました。

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