韓国の取引所が2度目のハッキング被害により破産申請へ

韓国の暗号通貨取引所YOUBIT (ユービット) が、全資産の17%相当額を盗み出され営業停止に追い込まれました。

South Korean cryptocurrency exchange to file for bankruptcy after hacking
https://www.reuters.com/article/us-bitcoin-exchange-southkorea/south-korean-cryptocurrency-exchange-to-file-for-bankruptcy-after-hacking-idUSKBN1ED0NJ

ユービットは今年4月にもサイバー攻撃を受け、このときは4000ビットコインが盗まれました。
4000ビットコインは、今の価値(BTC : 17000ドル)で計算すると6800万ドルにも相当します。

韓国の取引所といえば、Bithumb (ビットサム) が全体の7割近いシェアを誇っていてユービットは小規模取引所といえますが、だからといって問題は小さいわけではありません。

問題が小さくない証拠として、このニュースは暗号通貨系のニュースサイトだけではなく、ロイターやCNBCといった大手メディアでも取り上げられています。

ではどのような点が懸念されるのか?

韓国は暗号通貨取引量が莫大

今年の11月時点でビットサムは世界最大の暗号通貨取引所と言われていたが、coinmarketcap.comで確認しても4位の規模を誇っている。ちなみにこれは日本最大の取引量を誇るビットフライヤーよりも多く、比較すると桁が1つ違います。

たとえば過去24時間の取引量が、

・ビットサム:12億5198万ドル
・ビットフライヤー:3億2661万ドル

となっている。

24 Hour Volume Rankings (Exchange)
https://coinmarketcap.com/exchanges/volume/24-hour

北朝鮮からのサイバー攻撃の可能性

韓国のインターネットセキュリティ局は、前回のハッキング被害が発生した際、北朝鮮からのサイバー攻撃だと避難していました。

このことから今回のハッキングが小規模の取引所が破産に追い込まれるというレベルの話から、国際政治の問題にまで発展しかねない点が懸念されています。

次が続く懸念

暗号通貨の取引所は世界中にすでに何千箇所あると言われています。その中のほとんどの取引所は大手ではなく、小規模な取引所ということになります。

つまり、そういった取引所が次々と狙われていく可能性が指摘されています。大手取引所ではしっかりとしたセキュリティ対策を実施する資金力、技術力、人的リソースが揃っていると考えられますが、小規模の取引所は実質的にこういった対策は後手に回ると考えれます。

暗号通貨の取引所選び、特に大手以外を使う場合はこういった弱点を忘れないようにする必要があります。

2018年に向けての課題

今年2017年は暗号通貨元年ということで、暗号通貨が世界に一気に広がり始めました。

ビットコイン、イーサリアムをはじめ数多くの通貨がすでに取引所で売買されている状況で、たくさんの種類のトークンをすでに保有されている方も多いでしょう。

しかし、取引所に保有し続けておくのであれば、その取引所のセキュリティ対策がしっかりしているかどうかは把握しておく必要があります。

暗号通貨がこのまま2018年もブームであり続けると、ハッキングによりトークンを盗む行為が増加すると考えるのが自然です。

だから来年は、

・取引所が実施しているセキュリティ対策
・取引所が被害にあった時の保証の有無
・トークンを自分のパソコンやスマホのウォレットで保有する

といった動きが注目されていくことになるでしょう。

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